『こっこ先生のあそびば』へようこそ
今回は夏の栽培物オクラの種を採って遊びます!
育てて、食べて…保育園や幼稚園での栽培の経験はこれだけではありません。
子どもたちも夢中になる種採りを保育活動に入れてみましょう°˖✧
ねらいと内容も記載していますので、参考にしてみてくださいね。
「オクラ」の種とり遊びをしよう!
「種」が好きな子どもって不思議と多いんです。
花は見るもの、野菜は食べるもの
と思っていたら、
枯れたその後に「種」が出てくる
そんなところが種とり遊びの魅力なのではないかと思います。
「オクラ」の種とり遊び:ねらいと内容
「ねらいと内容」は、子どもの実態があって派生してくるものですから、あくまでも参考程度にしてくださいね。
ねらいと内容
○ 身近な野菜に関心を持ち、様々な発見を楽しむ。
・乾燥させたオクラを触ったり、種を集めたりする。
・オクラの種がどのように入っているのか、何個入っているのかなどを調べる。
子どもの実態によっては、
・友達と気付いたことを伝え合う
といった、「人間関係」の領域もいれたいところです。
種とり遊びを楽しむまでに:事前の準備
種とり遊びをする前に、事前にしておく準備があります。
それは、オクラを育てること。
ねらいで「身近な野菜に関心を持ち・・・」と入れています。
子どもたちにとって「身近な野菜」とは・・・?
よく食べている野菜 か 自分で育てた野菜
ではないでしょうか。
その大前提がないと「関心を持ち・・・」は達成されにくいですよね。
夏の終わりに大きなオクラを育てておく
食べるためのオクラであれば、小さめで収穫するのが柔らかくておいしいのですが、
種とり遊びをしようと思ったら、大きいオクラが最適なのです。
ただし、オクラでスタンプ遊びの記事にも書きましたが、
大きなオクラには産毛やトゲが多いので、その辺りの処理はしっかりとしておきましょう!
種とりの目安
大きなオクラをしっかり乾燥させましょう。
乾燥してきたらこのように・・・
角(?)の部分がパリッと割れてきます。
こうなったら、
種とりをしても大丈夫でしょう。
乾燥の失敗例~こっこ先生~
こっこ先生はオクラでスタンプ遊びをしたあとに、そのままオクラを置いていました。。。
すると、
カビが生えちゃいました…大失敗…
ですから、上の写真のように、収穫せずに種とりのタイミングまで待つことが大切です°˖✧
こんな種がとれました。
オクラの先端(細くなっている部分)を切り落として、ぺりっとめくってみると・・・
種が入っていました!このオクラは1列に2粒ずつでした。
こちらのオクラはもっとたくさん!
でも、まぁるくて大きなものと、しわしわなものが混ざっていました。
ねらいを達成するために
今回、実際にオクラの種とりをしてみると、
- オクラによって種の数が違うこと
- オクラの五角形の形がそのまま種の部屋になっていること
⇒だから種のある部屋は5部屋! - オクラの種はまん丸のものとしわしわのものがあること
などなど・・・
こんなことが発見できました!
ですから今回のポイントは・・・
ポイント
このような発見・気付きを子どもたちにどうさせるか。
それらをどう拾い上げるか。
そして、子ども同士のかかわりへとどうつなげるか。
だと思います。
種とりの虜になる子ども
このように、遊びで種とりを取り上げると、
「種とりの虜」となる子どもが毎年現れます。
他にも種とりを楽しめる自然物はたくさんありますよね。
ぜひ、先生ご自身がいろんな自然物に目を向けて、
遊びに取り入れられないかな?
と、あそびのアンテナでキャッチしてみてくださいね(◍•ᴗ•◍)
それではみなさん
さよならあんころもち
またきなこ♪
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