みなさんこんにちは
こっこ先生のあそびばへようこそ!
秋の自然物であるどんぐり。
どんぐり拾いをしたりどんぐりで遊んだりする方も多いのではないでしょうか。
そんな経験を次の活動につなげていくために、今回は折り紙でどんぐりを折ってみましょう!
ねらいや内容もぜひ参考にしてみてくださいね。
どんぐりの折り方
それでは早速どんぐりの折り方を見ていきましょう。
今回は私の手書きの折り方シートでの紹介です。
手書きの折り方シート使い方
私はよく折り紙遊びをする時に、このような手書きの折り方シートも作っていました。
どのように使っていたかと言うと・・・
- 自由遊びの折り紙コーナーに置いておく
- 支援児のグッズとして使う
主にこの2つの使い方をしていました。
- 自由遊びの折り紙コーナーに置いておく
クラス全体でどんぐりを折った後にも、自分でどんどん折ってみたい、という子どももいますから、さりげなくコーナーに置いておきます。
時期が過ぎてしまったものはファイルに閉じて折り紙コーナーに置いておくと、自作の「折り紙の本」ができあがりますよ。
- 支援児のグッズとして使う
折り紙の全体指導では、支援の必要な子どもに対する手立てが必要になる場合が多いと感じています。
「先生の言葉を聞く・見る→手元の折り紙で再現する」ことが苦手であっても、手元に折り方のイラストがあれば自分でできる箇所が増えるという子どもには効果的だと感じます。
もちろんこの折り方シートの他にも有効な手立てはあると思いますが、イラストで手順を追うことが得意な子どもには使ってみるのもいいですね。
忙しくて折り方シートを作っていられない!という先生は、私のものでよければどうぞ印刷をしてお使いください。
私は決して絵や工作が得意ではありませんが、ものを大切に使う気持ちをはぐくみたいと思うようになり、手作りの教材を使うことが増えました。
印刷をされた方はページ下の「ひとこと」を残してくださると嬉しいです♪
ねらいを考えよう
遊びを深めるために、ねらいと内容も考えていきましょう。
本来は「ねらいと内容」が決まって、それを達成するためにはどんな遊びがあるか…と考えていきます。そこは忘れないでくださいね°˖✧
- 子どもの実態
- 保育者の願い
- ねらいと内容
の順で考えていきましょう。
折り方の難易度から、3・4・5歳児向けの内容になっています。
子どもの実態
どんな子どもの姿が見られますか?
- ドングリ拾いに行き、ドングリに十分親しんでいる
- いろいろな形や帽子の模様があることに気が付いている
- ドングリの歌や手遊びなどで身振り手振りでドングリになりきって遊ぶ姿が見られる
- 折り紙では、四角の形を基本とした折り方を経験している
- 線と線や角と角をそろえて折ることが難しい子どももいる
私はどんぐり遊びを深めている子どもたちを想像して書きました⚘
保育者の願い
子どもの実態から、どのような願いをもちますか?
ポイントは具体的に書くことです。
- ドングリの形の違い(大きい、小さい、太い、細いなど)を折り紙でも楽しんで欲しい。
- 折り紙で作ったドングリに自由に顔や模様を描くことをで、自己表現を楽しんで欲しい。
- 四角を基本とした折り方をもう一度経験することで、折り紙の折り方の基本を思い出しながら丁寧に折って欲しい。
具体的に目指す姿をイメージすることで、ねらいがもちやすくなります
ねらいと内容
子どもの実態と保育者の願いを整えていくと、自ずとねらいが浮かび上がります。
〇秋の自然物ドングリに興味や関心を持って関わる。
〇ドングリの形や模様の違いに気付き、自分で表現することを楽しむ。
〇折り紙でドングリを作る喜びを味わう。
・ 自分のドングリを作ることを喜ぶ。
・ ドングリの形や模様を折ったり描いたりして表現する。
・ 折り紙を、線や角を合わせて丁寧に折ろうとする。
折り紙のどんぐりで何して遊ぶ?
自分のお気に入りのドングリができたら、子どもたちはどんな遊びをしたくなるでしょうか?
そんなことを考えていると、次の遊びの展開のアイディアが思い浮かんできそうですね。
私は子どもたちが作った折り紙のどんぐりで、のれんを作ったことがあります。トイレの出入り口に飾ると、ほっとする環境になりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではみなさん
さよならあんころもち
またきなこ♪
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