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【毛糸で指編み】自分のマフラーを作ろう!

【毛糸で指編み】自分のマフラーを作ろう! 冬の遊び

みなさんこんにちは
『こっこ先生のあそびば』へようこそ!

寒い日が続きますね⛄私は寒い冬の保育が大好きです。
朝に吐く白い息やバケツに張った氷、踏んだらザクザクッと鳴る霜柱・・・このような自然の不思議さや面白さに触れることができます。

そして、朝のマラソンの後にはよく、空を見上げるように声を掛けていました。ドキドキと動く心臓に、はぁはぁと白い息、そしてとっても澄んだ青い空。「今日も元気に生きている!」というのを感じられる瞬間です。その時の子どもたちはすがすがしい顔で、キラキラと輝いていました✨

さて、今日はそんな寒い日にとっておきの遊び「指編み」のご紹介です♪毛糸から、徐々に形ができていく面白さに子どもたちは一生懸命になって遊びこむことでしょう。4歳児、5歳児の子どもたちなら挑戦できると思いますよ!

ぜひ、みなさんのクラスでも遊んでみてくださいね!

毛糸で指編みって何?

毛糸で編み物をしようとすると、普通であれば、編み棒を使わないといけませんね。しかし、子どもには扱いにくく、編み棒の先はとがっているので、保育で使うには少し怖い部分もあります。

今回ご紹介する指編みは、使うものは自分の手だけ
また、手先を細かく動かすので、手先の練習にはもってこいなのです(^^)/

こんなにかわいいマフラーができちゃいますよ♡
【毛糸で指編み】自分のマフラーを作ろう!

指編みの準備をしよう

指編みは手先を細かく動かしますが、同じことの繰り返しで進めることができるので、4,5歳児なら楽しんでできちゃいます(*’ω’*)もちろん、その中でも手先が不器用な子どももいますよね。でも、苦手な子も「ボクも作ってみたい!」と言うくらい、興味がもちやすい遊びなんです!

はじめは作り方を伝えるのが大変ですが、遊んでいくうちに子ども同士での教え合いにも発展していきますよ♪

毛糸の糸の取り出し方

毛糸を使うときに、糸のはしが見つからない💦ということはありませんか?

私は見当たらないから「ここら辺の糸をひっぱればいいや」と引っ張ってしまうことがあるのですが・・・
これは間違いだそうです(^^;)

毛糸のはしは、大体が毛糸玉の中に入っています。時にはかたまりとなっている場合もありますが、毛糸玉の中を確認してみましょう。きっとはしがでてきますからね。

糸の掛け方

まずは、準備をしましょう。
指に毛糸を掛けるときには、親指にくるくると巻いてもいいのですが、慣れない子どもが一生懸命毛糸を動かしていると、いつの間にか取れていた・・・ということがあります。ですから、クルッと結んでおくことをおすすめします。

指編みでマフラーを作ろう

さぁ、準備ができたらいよいよ指編みを初めてみましょう!
一度し始めたら、大人もはまってしまいますよ。

子どもたちと一緒に素敵なマフラーを作ってみてくださいね♪

指編みマフラーの作り方

指編みは毛糸を選ぶのも楽しみの一つです☆最近は100均で、いろいろな種類の毛糸が手に入るようになりましたね!子どもがする場合は、なるべく太めの糸(できれば並太以上のもの)を用意しましょう。細いとやりにくいです。

🔻まずは輪っかを親指にかけます

🔻人差し指から小指にかけて、糸を前・後・前・後と掛けていきます

🔻今度は逆に掛けなおしていきます

🔻糸の基本位置は、4本の指の前です

ここからは同じことの繰り返しです°˖✧

🔷人差し指に掛かっていた糸を下にグッと引っ張ります

🔷その糸を指に掛けます

🔷同じように、小指まで順番に掛けていきます(💡動画です)

🔷小指まで掛かったら、糸を手の甲に回して、また基本の位置に持ってきます

🔻🔷を繰り返すと、どんどん編まれていきます♪(手の甲側)

🔻この位の段ができたら、親指の輪っかは外しましょう

🔻外した糸を引っ張ると・・・

🔻きゅっと絞られてマフラーに近づきます♪

🔻引っ張るところ(💡動画です)

🔻数段編んでは、引っ張って形を整える、これの繰り返しです(💡動画です)

どうでしたか?棒編みよりもはるかに簡単で、どんどん進められちゃいそうですよね(^^)/自分の好きな長さまできたら、はしのしまつをして出来上がりですよ☆

指編み はしのしまつの仕方

お好みの長さまでマフラーが出来上がったら、はしのしまつをしましょう♪

🔻糸を30cm位の長さで切ります

🔻後ろから回して・・・

🔻前(手のひら側)に持ってきます

🔻人差し指に掛かっている糸に下から通します

🔻これを順番に小指までしていきます(💡動画です)

🔻小指まで通したら、指を全て抜いて、はしの糸を引っ張ってしぼります(💡動画です)

🔻糸のはしは編んだ目の中に入れます

🔻入れては出す、入れては出すを3回位繰り返して、ハサミで切ります

🔻形を整えたら糸のはしは、自然とマフラーの中に隠れていきます☆

指編み 途中休みする方法

保育で子どもたちと指編みをする場合、時間の関係で途中で止めなければならないこともあるでしょう。ここでは、その方法をお知らせしますね!

こっこ先生は今までいろいろな方法を試しました。
・割りばしやペンに通しておく
➔簡単だが、表と裏が分かりにくくなる
・段ボールを手形に切っておき、そこに掛けておく
➔子どもにとっては分かりやすいが、準備が大変

一番良かったのはこの方法でした✨
プラスチックのフォークを使う方法です(*’ω’*)

フォークはちょうど4本あって、糸が掛かっている指と同じなので、分かりやすいんです♪

あとは、フォークにくるくるっとマフラーを巻き、牛乳パックや箱などに入れておくと片付けも簡単で済みます♪

子どもも楽しめる指編み


子どもたちは、指編みのコツをすぐにつかみます✨そして、どんどんと長くなる自分のマフラーが嬉しくて楽しくて遊びに没頭することでしょう。

手先が不器用な子どもは初めはしようとしないかもしれません。でも、できたマフラーを嬉しそうに巻く友達を見たり、おうちの人にプレゼントする姿が見たりすると「自分も作ってみたいなぁ・・・」という思いがムクムクとわいてくるはずです。

初めは、先生や友達の手に掛かっている糸を指に掛けるところから初めてもいいかもしれませんね!そして、その子にとって難しそうなところは補助をする。とにかく、子どもの興味を引き出すには「〇〇って楽しい!」と思うところからだと考えると援助しやすくなります。

また、そのような子どもに対して保育者としては、遊びに誘うタイミングが重要になってきます。そして、周りの子どもの力を借りることも大切ですね。保育者はあくまでもさりげない援助で◎

冬の楽しい保育の一つになれば嬉しいです⛄

それではみなさん、
さよならあんころもち またきなこ❄

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